画材の救急箱
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絵具の種類
Pastel パステル
顔料(がんりょう=色の粉)を水性、油性の成型材で固めた歴史の古い着色材料です。
成型材(1)の違いで次の2種が有ります。

A

ソフトパステル (一般にパステルと言うとこれを指す)
B ハードパステル セミハードパステル (チョーク類を含む)
C オイルパステル (一般にクレヨンの柔らかいものとして使われます)
ソフトパステル
顔料を薄い成型材(アラビアゴム、トラガカントゴム、デキストリンなどの溶液=)で固めたものであるため、紙に固着するのではなく、紙の表面の凸凹に物理的にひっかけて描くように使う絵具です。完成後、そのままの画面は物に触れたり、衝撃を与えると粉となって落ちるので、フイキサチフと言われる粉を固めて紙に接着してしまう液(定着液)を吹き付けます。
ソフトパステルは顔料の鮮やかな色を使って表現できることと、光沢のない落ち着いた色
を出せるのが特徴です(モチーフ別描き方の「静物の組み合わせ」参照ください)。

ソフトパステルは通常パレットの上などで色を混ぜる(混色する)ことをせず、一色で色が出せるように、メーカーが前もって色を混ぜて作った、沢山の色を使って描きます。また塗った上から水で溶かすことができるので、水を付けた筆や刷毛で塗りおえた画面を軽くなぞり紙にしみ込ます技法もできます。大きな画面を描くときは性格のよく似たガッシュ(不透明水彩絵具=後述)で描いた上からソフトパステルを塗ることができます。

ハードパステル
(チョーク類も含める) ソフトパステルの材料で成型材の濃度を濃くして、粘土を加えてかたくしたパステルです。
昔から製造されていたフランス コンテ社のチョーク製品に似ているので、これをコンテパステルと呼ぶ人もいます。性能はソフトパステルと同じですが、性質が硬いのでソフトパステルのような重ね塗りが難しいためフラットな仕上がりの作品に適しています。また、角を使って細い線を描くのに適しています。

セミハードパステル
  ハードパステルより少し柔らかく、ソフトパステルより少し硬いパステルです。ソフトパステルほど崩れないので初心者には使いやすいパステルです。色数はあまりありません。

パステル鉛筆
  セミハードパステル程度の硬さの細い芯を鉛筆加工したもの。小さい作品を描くときや手を汚さずにパステル画を描きたいときに適しています。(モチーフ別描き方の「子どもの顔を描く」参照ください)
オイルパステル
顔料を油性の成型材(パラフィン、ワックス、不乾性油)で固めたもの。油が多いとオイルパステルとなり、油が少なく硬いワックスを使うとクレオンとなります。ソフトパステルやハードパステルのように粉っぽくなく、粘りがありますので、紙によく付着します。しかし、完成後はソフトパステルと同様に上から定着液を吹き付けると安全です。オイルパステルは熱で柔らかくして盛り上げたり、熱くしたペンチングナイフ(油絵具やアクリル絵具を塗る金属製の小さいコテ)で溶かしながら盛り上げる技法ができ、作品は油絵具で描いたようにも出来ます。(モチーフ別描き方の「オイルパステルでヨーロッパの風景を描こう」参照下さい)
 
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