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| 日本画絵具の代表的な絵具は天然の岩石を粉にして作ったものや、天然物から採取したものなどが古くから使われています。天然の岩絵具は最近少なくなり、新岩絵具と言われるマイセン焼などと同じ、陶器の釉薬と同じ作り方をしたガラス質の絵具や水晶抹に顔料を加工したものが使われています。岩絵具は粉砕した時の粒子の大きさで14級に分級されています。それが番手と言われる数字です。粒の大きいものから小さい数字が付いていて一番細かい14番は淡い色で白っぽいので白(びやく)と呼んでいます。一般の日本画材料販売店には8番くらいからしか扱ってなく、粒子の大きいのは注文して買うようにしていることが多いようです。 |
番手と粒状
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極荒 |
荒 |
中 |
細 |
極細 |
| 番手 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
白 |
平均粒径
(ミクロン) |
130 |
100 |
75 |
50 |
37 |
27 |
20 |
14 |
10 |
5 |
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岩絵具は粒子が大きい(番手の数字が小さい)色は濃い色です。粒子の小さい(番手の数字が大きい)色は淡い色です。濃い色に淡い色を混ぜて別の色を作ろうとすると、粒子が違うので2色の斑色(まだら)になります。同じように赤に青を混ぜて紫を作ろうとしても番手が違うと紫色になりません。そのときは使いたい色の岩絵具をもう一色求めて塗ります。番手の違いでできる斑(まだら)を効果的に使う表現もあります。
粒子の大きい(番手の数字が小さい)色は濃い膠で溶き、粒子の小さい(番手の数字が大きい)色は膠を薄くして溶きます。 |